子育ても落ち着いてきたところで、家計の足しに働きはじめたい!
けれど、パートで外に出るのはちょっと…という主婦の中には、ネットビジネスを検討している方もいるかもしれません。
インターネットを利用したビジネスモデルが増えていることは、ウェブ業界にゆかりのある人に限らず、主婦や副業が解禁された会社員など、今や多くの人に知られています。
しかし、ネットビジネスは種類が豊富にあり、どのビジネスを始めるべきか迷ったり、起業したところで本当に稼げるのかと不安に思う人も多いでしょう。
実際に、ウェブ業界に触れたことのない主婦の方や、ネットビジネスに携わった経験のない方には、特に気をつけて欲しい、知らぬ間に引っ掛かってしまうかもしれない「落とし穴」もあるのでにも注意が必要です。
本記事では、主婦がネットビジネスで起業して稼ぐ方法や、知らぬ間に陥ってしまうかもしれないネットビジネスの落とし穴などをテーマに詳しく説明していきます。
ウェブ業界に触れたことのない主婦の方、ネットビジネス経験のない方にとって、起業の前に知っておいて損のない情報を紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
主婦でも低リスクで起業できるネットビジネスとは
起業するなら、もちろん赤字経営は避けたいものです。
主婦が起業を考える場合にも、なるべく低リスクで起業したいと思うでしょう。
リスクが高い状態とは、支出が多くかかる可能性があったり、売上の見込みが立ちにくいビジネスで開業してしまう場合などが想像できます。
では、低リスクでビジネスを始められる条件とは、どんなものが挙げられるでしょうか。
低リスクで起業するための条件例
- 初期投資がかからない
- 在庫を抱えない
- 店舗を構えない
- 特別な設備が必要ない
低リスクで起業するための条件には、ビジネスを始める前の段階で大きな費用をかけないという点が共通しています。
ビジネスを始める初期段階で大きな費用がかかる場合でも、起業して早い段階で費用を回収できる見込みが立っているのであれば問題ありませんが、現実的にはなかなか難しいものです。
家計を助ける目的で始めた起業が、家計をさらに苦しめてしまっては本末転倒です。
ネットビジネスには、低リスクで起業するための条件をクリアできる事業が多くあるので、まだビジネスモデルを検討中という主婦の方は、参考にしてみてください。
主婦におすすめのネットビジネスの種類
低リスクで始められるネットビジネスの種類を分類すると、主に
- 業務代行
- 広告・PR
- 商品販売
などが挙げられます。
分類ごとに、主婦におすすめのネットビジネスを見ていきましょう。
業務代行
業務代行は、個人や企業の抱える業務を代行して報酬を得ます。
例えば、とある企業のプロジェクトの中で、外注した方がコストや時間を圧縮できる作業が発生した場合などに、業務代行のお仕事が発生します。
現在は、お仕事を探すためのツテや人脈がない初心者でも、クラウドソーシングのプラットフォームを利用すれば、案件の受発注が比較的簡単にできます。
クラウドソーシングの案件の中には、データ入力など、タイピングさえできれば専門的な知識の不要なものもあります。
報酬アップを狙うのであれば、下記で挙げるネットビジネスがおすすめです。
- ウェブライター
- ウェブ編集者
- ウェブデザイナー
- プログラマー
- ウェブマーケターなど
ただし、勉強は必須で、実績や経験が問われることも多いため、未経験の業種であれば勉強と実践を並行していく必要があります。
起業したばかりの頃は、単価が安くても経験値を得るために多くの案件をこなしていくことも重要です。
実績を積み重ねることで、大きな案件を狙う際にアピールしやすくなります。
広告・PR
広告・PRは、クライアントの広告活動を代理で行うことで報酬を得ます。
そして、主に企業がクライアントとなり、商品やサービスのPRを行います。
広告・PRで報酬を得られるようになるためには、自身の持つSNSアカウントやブログ、ホームページなどのプラットフォーム上でファンやフォロワーを一定数増やし、ファンやフォロワーに広告活動が届く状態にしておく必要があります。
そのため、どんなコンテンツであればユーザーが集まるのかを常に考えながら、記事や動画、画像など、各プラットフォームに合わせたコンテンツを準備して、掲載していきます。
職業例としては、下記のような職業があります。
- アフィリエイター(アドセンス・ドロップシッピング)
- インフルエンサー(YouTuber・インスタグラマー)
- ブロガーなど
商品販売
商品販売は、中古品を安く仕入れて販売したり、定価で購入した新品の商品をプレミアが付くタイミングで定価以上の価格で販売したり、自身のハンドメイド作品を販売して収益を得ます。
主な作業内容は、商品の仕入れ→販売→梱包→出荷という流れになります。
全ての作業を一人でこなすには、一定のところで限界がくるため、ビジネスが軌道に乗ってきた頃に、一部の作業を外注する方法もあります。
業務代行や広告・PRのお仕事と比べて、作業やビジネスの仕組みが比較的シンプルなため、やり方次第ではすぐに収益化できる可能性が高いです。
利益を上げるためには、商品の仕入れる際やハンドメイド作品を作る際に、どんな商品であれば売れるのか、というマーケティングの観点も磨く必要があります。
ネットを活用した商品販売の例は下記のようなものがあります。
- ネットショップの運営
- ハンドメイド商品の販売
- 転売
ネットビジネスに必要なスキルとは
いくら低リスクで起業できると言っても、例えば、パソコン初心者の方がネットビジネスを始めようとすると、ビジネスを始める以前に覚えるべきことが多くあります。
また、ウェブ業界に触れたことのある方と、全く初心者の方が始める場合とでは、当然差が出てしまいます。
ネットビジネスで起業するにあたり、最低限、知っておくべき知識やスキルをチェックしておきましょう。
基本的なパソコンスキル、ITリテラシー
スマホだけでネットビジネスを行うことは難しいため、タイピングや基本操作などのパソコンスキルは必須です。
また、分からないことをネットでリサーチして実践できる検索スキルも最低限のITリテラシーのひとつと言えるでしょう。
人に伝えるスキル
特に、ウェブライターやアフィリエイター、インフルエンサー、ブロガーなどは、文章や動画などのコンテンツを通して多くの人に伝えることが主な仕事となります。
どうしたら伝えたいことがターゲットの心理に刺さるかという視点や、自身で考えてコンテンツ化できることは重要です。
伝えることを意識しながら、ライティングスキルを磨いたり、SEOに関する知識も持ち合わせていれば、ビジネスが収益に繫がるアドバンテージが高まります。
作業の継続力、集中力
どんな仕事にも当てはまることではありますが、ネットビジネスの場合は特に、地道な作業を継続して積み重ねていくことが重要です。
積み重ねた実績や経験が次の仕事にも繋がるため、飽きずにコツコツとやり続けられる継続力、集中力が必要なのです。
主婦がネットビジネスで起業して稼ぐには
ここまでは、主婦におすすめのネットビジネスの種類や、必要なスキルについてご紹介してきました。
ネットビジネスの種類は多岐に渡り、各ビジネスで必要となる専門的な知識やテクニックは異なります。
そして、ひとつのビジネスに関する知識を習得するにも、時間がかかりるものです。
そのため、ネットビジネスに関する知識を網羅的に理解することはハードルが高く、全てを網羅しようとしても、起業して稼ぐにあたっては効率が良くありません。
数あるネットビジネスの中から、自分に合ったビジネスを選択し、ひとつの領域に絞って、特化した知識・スキルを身につけていきましょう。
ネットビジネスで起業後、すぐに月に数十万円の利益を出せるかというと、難しいのが実情です。
主婦がネットビジネスで起業して稼げるレベルに達するには、これと決めたビジネスに選択と集中で取り組むことが重要です。
ネットビジネスにおける必要最低限のスキルさえあれば、ある程度勉強し、小さくビジネスをはじめて実績を積みながら、さらなるスキルアップを並行することが可能です。
これは、ネットビジネスのメリットと言えます。
また、マインド的な話で言えば、主婦がネットビジネスで起業して稼ぐには、トライ&エラーの精神でコツコツと勉強と実践を重ねていくことが、遠周りに感じるようで一番の近道と言えるでしょう。
下記の記事では、主婦でも子育てしながら起業した人達の成功事例と失敗事例をまとめていますので、併せてご覧下さい。
知らないと損?ネットビジネスの落とし穴
ウェブ業界に触れたことのない主婦の方や、これからネットビジネスを始める方にぜひ気をつけて欲しいのが、思わぬ落とし穴の存在です。
起業するにあたり、ビジネスモデルを検討する段階で、
- 誰でも簡単に稼げる
- 何もせずに高額報酬
- 絶対に成功するビジネス
など大げさな謳い文句(別名:誇大広告)が記載され、セミナーやメルマガ購読などを誘うSNS・インターネット広告に、つい目がいってしまったことはありませんか?
甘い言葉にこそ注意が必要です。
こういった誘いを入り口に、高額な情報商材を購入してしまうケースもあるのです。
また、先ほどご紹介した、インターネット経由でお仕事を行う「ネットビジネス」と、「ネットワークビジネス」(MLM)を混同していることはないでしょうか?
名称は似ていますが、内容は似て非なるものです。
自分では理解しているつもりでいて、その巧妙な手口に惑わされてしまわないよう、知識を深めておきましょう。
情報商材ビジネス
情報商材ビジネスとは、その名の通り、情報を売り物としたビジネスです。
情報商材 … 情報商材(じょうほうしょうざい)とは、主にインターネットなどを介して売買される情報のこと。 「情報」の内容自体が商品となるものである。 情報商材を販売することを情報販売と呼び、情報商材の販売を職業として始めることを情報起業と呼ぶ。
現在ネット上では、情報商材を商品として紹介する、情報商材アフィリエイターが増えてきています。
情報商材ビジネスは、広告・PR系のビジネス(アフィリエイター、インフルエンサー、ブロガーなど)と相性が良いのです。
販売手法としては、巧みな謳い文句の広告に惹かれて商品に興味を持ったユーザーに対し、メルマガ・LINE登録などで会員として取り込み、ネット上で商品購入に誘導します。
そして、お金の稼ぎ方・恋愛などのテーマに関するノウハウやマニュアルなどをユーザーに購入させます。
ネット上での商品購入を皮切りに、セミナー参加に促され、さらにお金を支払ってしまうケースもあるようです
実態としては、そのノウハウやマニュアルは、他の文献からコピーしてきたような情報の薄いものであったり、自身で調べれば分かる内容ということも多いようです。
もちろん中には、自身の知識や経験をもとに、真っ当な情報を商品として提供している方もいるでしょう。
しかし、一部のアフィリエイターやインフルエンサーなどが、インターネットを利用して詐欺まがいの商品を販売している場合もありますので、注意が必要です。
こういった情報弱者を狙ったビジネスは、情弱ビジネスとも呼ばれます。
知らぬ間に弱者とならないよう、自身で調べること、情報の真偽や本質を捉えることを心がけましょう。
ネットワークビジネス(MLM:マルチ・レベル・マーケティング)
すでに理解されている方も多いかもしれませんが、インターネットを経由して行う「ネットビジネス」(ウェブライターやウェブデザイナーなど)と、「ネットワークビジネス」(MLM)は全くの別物です。
ネットワークビジネスとは、連鎖販売取引と呼ばれ、法律上は合法となります。
一般的には「マルチ商法」という名称の方が馴染みがあるかもしれません。
ネットワークビジネスの仕組みは、会員がある商品の販売を請負い、売上に応じて報酬を得たり、新規会員を増やしてインセンティブ報酬を得たりできるような構造となっています。
ネットワークビジネスとは、口コミによって商品を広げていく「マルチ・レベル・マーケティング」という仕組みを用いたビジネスのことです。
購入者を販売員として勧誘し、販売員になるとさらに別の人を販売員として勧誘していくビジネスモデルで、ピラミッドのような構造になっています。
引用:ビジネス心理学
ネットワークビジネスやマルチ商法と似たようなもので、よく名が挙がるのは「ねずみ講」です。
ネットワークビジネスとねずみ講との違いも抑えておきましょう。
法律上は合法であるネットワークビジネスと異なり、ねずみ講は無限連鎖防止法により、法律上も禁止されています。
ネットワークビジネスには商品が存在するのに対し、ねずみ講には商品が存在しません。
「儲かるビジネスがある」などと勧誘して、高額の会員費を徴収し、これを収入源としています。
ねずみ講とネットワークビジネスの一番の違いは、ねずみ講の場合、組織の上位の会員が、末端まですべての会員からの収入を得られるようになっている点です。
このように、ねずみ講は最初に始めた人が儲かる仕組みとなっています。
ネットワークビジネスの場合は、末端の人でも、組織の上下に限らず、儲けることができるような構造になっています。
ネズミ講(ネズミこう)とは、後に無限連鎖講と呼ばれることとなった連鎖配当組織のことである。
ネズミ講の「ネズミ」はねずみ算式に増幅することの例えで、「講」自体に悪い意味はあまりない。
現在の日本では、無限連鎖講の防止に関する法律によって該当するものを罰則を持って禁止している。
階層状の組織を形成する特徴からピラミッド・スキームとも言われる。
また、情報商材ビジネスとネットワークビジネス(MLM)を掛け合わせたパターンもあります。
情報商材を購入したユーザーは、同じように、他のユーザーにも情報商材を紹介して報酬を得ていく流れです。
主婦のネットビジネスで起業のまとめ
本記事では、「知らないと損?主婦がネットビジネスで起業して稼ぐ方法と思わぬ落とし穴とは」について、5つの観点で情報をお伝えしました。
簡単におさらいしておきましょう。
◆主婦でも低リスクで起業できるネットビジネスとは
主婦が低リスクでネットビジネスをはじめる条件としては、ビジネスを始める前の段階でなるべく大きな費用をかけない、という点が一番です。
まずは小さくビジネスをはじめて、作業やサイクルに慣れてきたところで、大きくしていくイメージです。コツコツと日々の積み重ねが、後に大きな成果を生み出します。
◆主婦におすすめのネットビジネスの種類
業務代行、広告・PR、商品販売の3つの分類から、ネットビジネスをご紹介しました。
業務代行の場合は、デザインやプログラミングなど、専門的な知識を要するお仕事が多いため、ある程度、はじめに専門知識の習得が必要です。
広告・PRの場合は、商品やサービスをコンテンツの中で自然に、且つ魅力的に人に伝えるスキルが必要です。
商品販売の場合は、仕入れ、販売、梱包、出荷までの流れを掴めば、比較的簡単に収益化できる可能性は高いですが、どんな商品であれば売れるのかをキャッチするために、マーケティング要素が必要になります。
◆ネットビジネスに必要なスキルとは
ネットビジネスをはじめる上で、最低限必要なスキルとしては、基本的なパソコンスキルやITリテラシー、人に伝えるスキル、作業の継続力や集中力が挙げられます。
いづれも、基本的なことと思われがちですが、ベースがしっかりできてこそ、さらに各ビジネスの専門性を磨いていくことができます。
◆主婦がネットビジネスで起業して稼ぐには
ネットビジネス全般の知識を網羅的に理解することは、ビジネスの種類も多岐にわたるため、困難です。
主婦がネットビジネスで起業して稼ぐには、ネットビジネスの中でも領域を絞って、専門性を身につけていくことが重要です。
注力するビジネスを絞ったら、ある程度専門知識を身につけて、実践を積みながら、勉強も並行して進めていくことを推奨します。
◆知らないと損?ネットビジネスの落とし穴
ネットビジネスの落とし穴とは、情報商材ビジネスやネットワークビジネス(MLM)の存在です。
一部のアフィリエイターやインフルエンサーがネット上で発信している誇大広告などに、まず引っかからないよう意識をおく必要があります。
ネットワークビジネスと似たような仕組みとして、ねずみ講もありますが、これは法律上も違法行為となっていますので、さらに注意が必要です。
本記事で紹介した5つの項目をしっかりと弁えた上で、起業しましょう。